最後の決闘裁判 75点

2021年 監督 リドリー・スコット アメリカ・イギリス映画 

あらすじ

1386年、ノルマンディーの騎士ジャン・ド・カルージュの妻マルグリットは、従騎士で夫の親友でもあるジャック・ル・グリに強姦されたと訴える。カルージュは国王シャルル6世に決闘での決着を直訴し、カルージュとル・グリは決闘裁判に臨む。

キャスト

ジャン・ド・カルージュ: マット・デイモン
ジャック・ル・グリ: アダム・ドライバー
マルグリット・ド・カルージュ: ジョディ・カマー

感想

羅生門方式で3人の視点から描いているが、どれも大差なく感じた。
・決闘シーンは殺し合いが生々しく描かれており、勝利のカタルシスはなく虚無感を感じた。
・人が人を裁くのは昔も今も難しい。現在の我々からみたらこの裁判は異様だが、何年かしたら今行われている裁判も未来人には異様に映るかも。
リドリー・スコットの絵画のような美しい映像は健在。